2011年11月13日日曜日

*glamorous grammar* can't と cannot と can not

まず、canという助動詞が他の助動詞とちがって、その後にくる動詞を否定するのではなく、can(できる)という能力を否定している。


You will come here.
(あなたはここに来るでしょう。)


You won't come here.
(あなたはここに来ないでしょう。)





You can read English.
(あなたは英語を読むことができる)


You cannot read English.
(あなたは英語を読むことができない。)



つまり、他の助動詞は否定の語notと縮約形にし、一語として後ろの動詞を否定するが、can not のnot は can を否定している。ならば、can not が合理的だとおもわれるが、


   You can not only speak English but also speak Chinese  の場合には、
  You cannot only speak English but also speak Chinese とは ならない。


実はどの単語(句)を否定するか、によって  cannot と can notの使い分けが細分化されている。


さらに、can't はその発声の意味でも聞き間違いやすく、それを回避するために肯定にはcan、否定には cannot を使う方向に統一されつつある。