wouldとして考えると、仮定法過去のif 節を省略したものになってしまい、事実と反した願望や妄想を言う場合のものになる。
cf. If I were you, I would not treat me the way you do me.
この文のif 節を省略して
I wouldn't treat me the way you do me.
(私はあなたがしたようなことを私にはしないだろうに。)
と、することができる。
ここでは、仮定法ではない、直説法での will (would) と should との比較をする。
will = 「意思 意志 単純未来」周りの環境や状況には関係なく、自分の意志に基づいて行動を起こす。あるいは客観的な単純未来。
should = 「(道徳的・常識的あるいは、情勢的な判断に基づいて考えると)~であるのが正しい、~であって当然だ」というニュアンス
例えば
He will come here soon.
彼はもうすぐやってくるだろう。(話し手は彼が来るだろうという単なる漠然とした予想をしている)
He should arrive here soon.
彼はもうすぐやってくるだろう。(話し手は彼が使う交通手段などを鑑みてその到着時間を予測している)
両者とも未来のことを予測した形になっているが、話し手が彼の何に着眼してそう予測しているのかという部分が全く違っている。
また、仮定法過去の未来を表す表現に wouldとshouldが文法的に明らかに違う表現があるので確かめておく。
※仮定法過去の未来を表す表現は 直説法とは異なる
cf. If you free tomorrow, let's play tennis with me. ←直説法(単純に明日のことを仮定。下記の仮定法過去のカテゴリー未来表現は明日雨が降るということは天気予報などでもあり得ないがという前提での仮定)
If it should rain tomorrow, the picnic will be put off.
(万一明日雨が降ったら、ピクニックは延期になるでしょう)
このように「万が一」という仮定には should を使うが would は使わない。
wouldは意志なので、そこに万が一という表現がそぐわないからだ。
さらにわかりやすい例で↓↓↓
仮定法は if を省略して SV(この場合は助動詞のshould)の倒置が起こり、
Should you have any question, please do not hesitate to contact us.
(なにかご質問があれば遠慮なくおたずねください。)
のように書くことができる。
この場合話者は、しっかりプレゼンをして質問はない状態で然りとしたときに発言しており、
「万が一不明が生じてしまった場合」というニュアンスを含んでいる。話者的には質問はないと確信しているが、聴いているほうに質問が不本意ながら生じてしまったとでもいうべきであろう。

(Should you use “would”here, it will mean that “would you have any questions for me?”.)